2024年3月8日金曜日

不安な心

 昔のノートを見ていて、1972年7月11日に胃潰瘍の診断が下されていました。そして「自分が病気になって、調子が悪い時は如何に心細く、悲しいか、痛いほど感じた」と書いていました。
 その後入院するのですが、そこでも、「なんで、こんなにも虚しい、切ない思いをしなければならないのか/隣で若い二人がささやき、向こうのベットでは、お母さんと子供が楽しそうに話している/みんな忙しいんだ、と自らを慰めても、私の気持ちはみんなを待っている/もしや、だれか来やしまいか/・・・・/結局、俺の存在は浮いた存在なのか/***の皆んなとしっかりと結ばれていないのか/・・・」と、不安な心の内を綴っていました。
 そんな中で、故郷を思い、「帰りたい」という詩を書いていました。


帰りたい
あの山のふところに帰りたい。
朝靄が立ち込め、
小鳥がさえずり、
木々の緑が青々とした、
あのふところに帰りたい。

知らない人同士の心をも、
あたたかく結びつけてしまう、
あのおふくろの味、
あの山に帰りたい。

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