2024年12月18日水曜日

「今、ここ」を生きること

 こうして、<「今、ここ」を生きること。食べるときは食べる、寝るときは寝る。禅の日常とは、そういうものです>(注)。そして、<「今、ここ」のなかに自分を放り込んで、今やるべきことをやっていれば、気持ちが落ち着くし、力が湧いてきます>()。全くその通りです。

(注)ああだこうだと思い悩まず、「今、ここ」を生きること。食べるときは食べる、寝るときは寝る。禅の日常とは、そういうものです明日のことを心配して寝付けなかったりするけれど。でも、「今、ここ」のなかに自分を放り込んで、今やるべきことをやっていれば、気持ちが落ち着くし、力が湧いてきます。

2024年12月17日火曜日

日本国家再興の第一歩

 日本国再興の第一歩は、「どうしても、この民主戦線派が勝利を得なければならない。そして、議会において多数を占め政権を握らなければならない。そうしなければ日本は救われない。国民は幸福になれない。全国民はこの民主戦線に参加し、民主戦線の勝利のために闘う義務がある」(注)。この輝かしい第一歩を歩み出すことはかないませんでした。 残念です。

 (注)今度の衆議院議員の総選挙には、どうしても、この民主戦線派が勝利を得なければならない。そして、議会において多数を占め政権を握らなければならない。そうしなければ日本は救われない。国民は幸福になれない。全国民はこの民主戦線に参加し、民主戦線の勝利のために闘う義務がある。 民主戦線の実現 ―― これこそが新日本建設、日本国家再興の第一歩である。(『日本はどうなるか』、伴野文三郎著、海洋社、1946年、p7 、「現代かな」に変換」)

2024年12月16日月曜日

健康への道

 運動が健康体にとって欠かせないことは、「健康への道」に、その答えの一つが示されています。残念ながら、竹井さんのような腹筋運動は、まだできません。難しいのは「呼吸法を組み合わせ、上体を起こしたときに一呼吸し、あお向けになったときに呼吸をとめ、とめたままで上体を起こ」(注)す動作がなかなかできないのです。どうも、呼吸と筋力をセットで行うのが味噌のようです。

(注)私はどうしているかというと、あお向けに寝て、足に一枚ざぶとんをのせ、それから上体を起とすという腹筋の運動を、毎日五十回ぐらいやっています。これに呼吸法を組み合わせ、上体を起こしたときに一呼吸し、あお向けになったときに呼吸をとめ、とめたままで上体を起こします。これをやると腹筋は強くなるので、いつでも便が出て、便秘の不快さを感ずることはありません。
 腕立て伏せも欠かしません。十回やって三分休むというかたちで、十五分くらいやります。腕立て伏せをやると、見る見る胸の筋肉がついてきます。休日には必ずトレーニングウェアを着て、2キロはジョギングをやっています。(『大本と私の宗教観』、竹井博友著、竹井出版、1984年、p105)

2024年12月15日日曜日

図解抜き理解は一面的!

 脳には右脳と左脳が存在しています。しかし、その両者をバランスよく使用することは、脳全体を活用することになり、脳の健全な発達を促すことになります。 しかし、文学にしろ、科学の世界にしろ、文字情報が多くなってしまいます。
 ここで気づいたことがあります。文字情報にも、単なる文字情報(左脳)だけでなく、文字情報を通してイメージを形成していたことです。こうしてできたイメージは、左脳によるものなのか、右脳によるものなのか、ハッキリしません。
 ここで、図解のパターンを加わえることで明らかに新たなメッセージが加わりました。例えば、憲法の三原則を文字だけで表現した場合と、それらを図解した場合を考えてみると、両者にハッキリした違いが見られます。それは、図解による構造が明確になることです。やはり、図解思考は、新たな地平線を生み出すようです。

2024年12月14日土曜日

国が亡べば国体も、また亡びる

 日本の戦後改革は革命だったのか、それとも、「国体は護持」されたのか、諸説があって定説はありません。しかし、国体護持されるわけがない、と明確に否定した考えを初めて知りました。戦後は、<まったくの「無条件降伏」>(注)から始まりました。つまり、<無条件降伏して、国が亡んだのに、「国体」が「護持」されるわけはないではないか。国が亡べば、国体もまた亡びるわけである>(注)

(注)天皇陛下も、官僚政府も、自分の権威を失うまいとして、必死になっているために、降伏するに際して、「国体護持」ということが、条件になっていたかのように宣伝しているのであるが、それもデマである。そんな条件などはありはしなかった。まったくの「無条件降伏」である。無条件降伏して、国が亡んだのに、「国体」が「護持」されるわけはないではないか。国が亡べば、国体もまた亡びるわけである。(『日本はどうなるか』、伴野文三郎著、海洋社、1946年、p3、「現代かな」に変換」)

2024年12月13日金曜日

大きな安らぎがもたらされる生活

 不眠に悩まされることが多くなって来ました。だからでしょうか。「日々、あらゆる生き物に対する深い思いやりの中で生活すれば、その人には大きな安らぎがもたらされるでしょう」(『原因と結果の法則 新訳』、角川文庫、ジェームズ・アレン著、山川紘矢・山川亜希子訳、KADOKAWA、2016年、p60)という言葉に癒されました。
 同じような言葉「あなたの家を明るく快適な場所とするためには、あなたの部屋に清浄な空気と太陽の光を自由に入れる必要があります。同様に、強い肉体と明るく穏やかで幸せな顔つきは、喜びと善意と穏やかな思いを心に十分に満たすことによってのみ、作ることができるのです」(上同、p58〜59)が、今の私には必要なようです。この中でも、「清浄な空気と太陽の光」が心に突き刺さって来ました。今まで無意識の中で避けていたことがハッキリと見えてきてしまったのです。

2024年12月12日木曜日

国民を戦争で殺さない国家をつくる

 憲法について、こんなわかりやすい解説を初めて知りました。「現実と憲法は大きくかけ離れます。でも、ズレが生じるのはむしろノーマルなことです。なぜなら、憲法は公権力の現実を理想に近づけるための道具だからです。だから、自衛隊は違憲だからコツコツ縮小する努力をして無くそう、戦争しなくてすむだけの外交力を身につけよう、世界に向けて殺し合いの準備はお互いやめようと言える日本にしよう、と粘り強く主張するしかありません」(注)。そうなのです。「政府の行為によって国民を戦争で殺さない国家をつくるのだと憲法は命じてい」(注)ます。こうした憲法に背を向けて、その上、隣国に武力を突きつけて平和を訴えても説得力がなかったのです。
 立憲主義とは、憲法が政府に対する命令書だったのです。そう思い直して憲法を読み直すと、カントの命題も、すんなりと入ってくることがわかりました。

(注)隣国に武力を突きつけて、「さあ、みんな戦争はやめましょう!」と説いても説得力がありません。だから、言葉通りに九条を解釈し、自衛戦争であろうと国際紛争を解決する手段として戦争をしてはいけない(第一項)、自衛隊は立派な陸海空軍であり、第二項に違反すると考えます。そうすることで、政府の行為によって国民を戦争で殺さない国家をつくるのだと憲法は命じています。
 国民の命を守るためには、政府は卓抜した外交力が求められるでしょう。しかし、現実にはそんな能力はありません。現実に自衛隊は存在しています。現実と憲法は大きくかけ離れます。でも、ズレが生じるのはむしろノーマルなことです。なぜなら、憲法は公権力の現実を理想に近づけるための道具だからです。だから、自衛隊は違憲だからコツコツ縮小する努力をして無くそう、戦争しなくてすむだけの外交力を身につけよう、世界に向けて殺し合いの準備はお互いやめようと言える日本にしよう、と粘り強く主張するしかありません。『僕らの憲法学 「使い方」教えます』、田村理著、ちくまプリマー新書、2008年、p138~139人

2024年12月11日水曜日

未知の高い存在に/栄光あれ

 ゲーテの詩「神性」(注2)を再発見し、そこに日本国憲法の未来を読み取ることができました。「人間よ けだかくあれ/慈悲ぶかく 善良であれ/われらが予感する/未知の高い存在に/栄光(さかえ)あれ/ただ人間のみが/不可能を可能にする/人間は 瞬間に/永遠を付与することができる・・・」。ゲーテは、ここに「独力で人間を創造するプロメーテウスを、力強く歌いあげたのであった。人間の創造的本性にしたがって、在来の神と対決し、自己の能力を無限に発展させる巨大な人間エネルギーが、ここで称えられているのである」(注1)まさにその通りです。

(注1)重荷をせおう人間の苦しみを軽くしてくれたことのない既存の神など、どうして崇められよう。若いゲーテがたよるのは、ただおのれ自身の力のみである。人間のゆるぎない独立を保証しうるものを求め、そのもっとも確実な基礎として、ゲーテは創造的才能を確認した。したがって、独力で人間を創造するプロメーテウスを、力強く歌いあげたのであった。人間の創造的本性にしたがって、在来の神と対決し、自己の能力を無限に発展させる巨大な人間エネルギーが、ここで称えられているのである。(井上正蔵著「ゲーテの詩と生活」『ゲーテ詩集』、井上正蔵訳、白凰社、1979年、p174)

(注2)神性

このことだけが
人間を
ほかのいっさいの
生物から区別する

われらが予感する
未知の高い存在に
栄光(さかえ)あれ
人間よ その存在にならえ
自分の実際のふるまいで
神の教えを証せ

永遠の峻厳な
大いなる法則にしたがい
われらはすべて
われらの存在の
環を完成しなければならぬ

ただ人間のみが
不可能を可能にする
人間は 識別し
選択し 判定する
人間は 瞬間に
永遠を付与することができる

けだかい人間よ
慈悲ぶかく 善良であれ
有益なもの 正しいものを
倦むことなく つくれ
あの  予感される存在の
生きうつしとなれ(『ゲーテ詩集』井上正蔵訳、白凰社、1979年、p66〜68からの抜粋)

重力波望遠鏡(KAGRA)への期待

 重力波はアインシュタインがその存在を予言しながら、その存在を実証するのは不可能であろうと発言していた、超難問の課題でした。しかし、その存在を実証した科学者がノーベル賞を受賞するなど、着実に成果を上げてきました。
 四番目の重力波望遠鏡として名乗りをあげ、その成果が期待されているKAGRAは、神岡鉱山に建設されて、世界からも注目されています。このような科学の最先端の成果を目の当たりにすると、戦争などによって破壊されては決してあってはならない、と心新たに願わずにはおれませんでした。


2024年12月10日火曜日

アジア近隣各国との友好こそ

 隣近所は仲良くしよう、この当たり前のことを外交路線の中心にしていけば間違いありません。そのことを後藤田正晴さんは20年も前に言及していました。「アメリカ一辺倒も結構だけれど、近くを忘れてしまって、敵にまわして本当にいいのだろうか。少し配慮が足りないのではないか。アジア近隣各国との友好こそが大事なことだ」(注)と。
 何よりも、ヨーロッパを見習えば、自ずと答えも明らかでした。違いは脇に置き、一致点を探って手を結ぶことを第一に考えていけばいいのです。この当たり前のことを目指せばいいのです。

(注)外交を計算のうえにも計算するというときには、地政学も大事な要素になる。地政学の面から見て、いったい今の近隣国外交というものでいいのかどうか。大事な地政学的な配慮を忘れて、近隣国外交に強硬策で対するばかりで、それで日本の外交は間違いがないのか。いま国民全体が保守化しつつあるが、それを背景に政治家がナショナリズムをあおり、強硬な態度をとれば間違いない、という空気がある。大変な間違いを犯している気がしてならない。
 地政学的に考えた場合、一番大事なのは中国、そして韓国、朝鮮半島との関係だ。アメリカ一辺倒も結構だけれど、近くを忘れてしまって、敵にまわして本当にいいのだろうか。少し配慮が足りないのではないか。アジア近隣各国との友好こそが大事なことだ。(後藤田正晴著、『リベラルからの反撃』、『論座』編集部編、朝日新聞社、2006年、p30)

2024年12月9日月曜日

”自分自身が兵隊になるという可能性”がはっきりする憲法9条改憲

 これまでも、”目から鱗”と思わされたことが何度かありました。「憲法9条を変える、自衛隊をはっきり軍隊として認めるということは、ある意味で、国民全員が兵隊になる可能性をはっきり認識するということ」(注)、「憲法9条が改正されたら自分自身が兵隊になるという可能性がはっきりするんだよと言いたい」(注)ということも、まさに”目から鱗”でした。「憲法9条の改正」に賛成の方でも、"自分自身が兵隊になるという可能性"を指摘されたら、「憲法9条の改正」に多くの人が反対するのではないでしょうか。

(注)憲法9条を変える、自衛隊をはっきり軍隊として認めるということは、ある意味で、国民全員が兵隊になる可能性をはっきり認識するということです。もし憲法9条を変えるなら、その前にそうした認識が広く共有されないといけない。しかし、人々は自衛官というのはほとんど警察官と同じある種の職業だと思っていて、あの24万人か何かの自衛官だけが兵隊になるのだと考えている。彼らが自衛隊だと言われているのはかわいそうだ、軍隊と呼んでやろうよなんて言っているが、憲法9条が改正されたら自分自身が兵隊になるという可能性がはっきりするんだよと言いたいのです。僕は、今の解釈ですら自衛を認めるんだったら当然、潜在的には全員が「自衛」することになるんだと思っています。(船曳建夫著、『リベラルからの反撃』、『論座』編集部編、朝日新聞社、2006年、p103)

2024年12月8日日曜日

自らの生活基盤を確立

 また眠れなかったことを友人に話したら、腹筋をしたり、庭の手入れをしたり、と結構体を使った生活をしてきたことを教えてくれませた。家庭内平和も大切ですが、まず自らの生活基盤を確立していくことの重要性を痛感しました。

2024年12月7日土曜日

先ずは”家庭内平和”を

 国家の安寧を願うならば、まずはその基礎に家庭の安寧がなければなりません、家庭における平和がなくて、どうして世界の平和を語れるでしょうか。自分の健康をまともに建設できないで、どうして世界の平和を建設できるというのでしょう。
 

2024年12月6日金曜日

日本国憲法の先見性について

 家永三郎さんの著書『歴史のなかの憲法 下』(東京大学出版会、1977年)に「日本国憲法の運命は日本国民と人類の運命につながる」という論文を見つけました。直感的に、素晴らしい論文で、優先的に読みたい論文に選んでしまいました。
 なぜか、日本国憲法は、国際的に最も先進的な文献であることに、いまだに変わりないからです。戦後80年近く経っているにもかかわらず、日本国憲法の先をいく憲法は現れていないからです。
 それでは、最も新しい点はなんでしょうか。徹底的な平和主義によって自衛権による戦争も否定され、そのことによって初めて成立した人権の発展、すなわち「平和的生存圏」の確立が挙げられます。しかも、一カ国の平和だけでなく、国際的な平和も追求されて、そうして初めて自国の平和も成立することを宣言していることです。
 家永三郎さんの論文が、以上に述べたことがどの程度反映されているか、読んでみなければわかりません。

2024年12月5日木曜日

深く長い呼吸を重視

 食事や水分は、多少は我慢できます。意識的に絶食することもあるくらいです。しかし、呼吸だけは、生きている限り休むわけにはいきません。その呼吸は、ほとんど無意識に行われており、普段は忘れています。その呼吸を意識化し。深い呼吸をするようにすることが、健康を維持していく上で、とても重要だったのです。その要点がコンパクトにまとめられていた(注)ので紹介します。

 (注)呼吸はいたずらに回数を増やせばいいというものでありません。やり方が大事です。その基不は、吸う息よりも吐く息が大事だということです。吐く息を強く、長くすることです。吐く息を強くすると丹田、下腹におのずから力が入り、そうすると元気や勇気が出、気持ちも落ち着いてきます
 泣いている時や悲しい時は、吸う息ばかり強くなって、しゃくりあげます。これでは丹田に力が入りません。反対に笑っている時には、吐く息が強くなっています。この点を意識して呼吸をすることが、健康の秘訣です
 呼吸は肺だけでやっているのではありません。胸、腹、背中、腰など六十からの呼吸筋全体が、伸びたり縮んだりして呼吸が行なわれるのです。だから深呼吸は、連鎖的に他の自律神経に刺激を与え、内臓全体を丈夫にする結果にもなるのです。歌を歌ったり、謡曲をうなったりすることが健康にいいのは、吐く息が長くなるからです。坊さんに長命が多いのは、お経を読むことで吐く息が長くなっているからです。
 深呼吸は精神神面にも有効です。禅が深く長い呼吸を重視しているのは精神統一のためです。呼吸を変えれば心の状態も変わります。静かに長い呼吸をすれば、自信がわいて積極的になります。だからこれから仕事をするという時には、深呼吸をやってみることです。
 1日のうちでいちぽん深い呼吸をするのは寝ているときです。快眠が健康の要素にあげられる理由です。寝ている時は無意識に深い呼吸になっていますから、その引き金になるように、寝入りばなに、意識的に深い呼吸をする習慣をつけることです。また起きている間、全精力を集中して仕事に打ち込んでいれば、いやでも深い呼吸の睡眠になります。鶏と卵の関係ということです。
 深呼吸法の要領は、鼻から吸って、二十秒ぐらい呼吸をとめ、つぎにゆっくり口から吐くことです。これを三回ほど繰り返すと、野生動物が走り回って餌を追い求めるのと同じほど効果があります。(『大本と私の宗教観』、竹井博友著、竹井出版、1984年、p102~103、強調は引用者)

2024年12月4日水曜日

戦争は絶対したらあかん

 大河ドラマアンコール『篤姫』の最終回を見ていて、<西郷さん初め多くの人が亡くなったけれど、「多くの人たちの”志”というものは無くならない。それらの”志”というものをものを後世に伝えていきたい」>という言葉が心に残りました。私も、不戦という”志”というものを伝えていきたいと思いました。今朝の新聞で紹介されていた「戦争の悲しさはずっと続く。戦争は絶対したらあかん」(注)も、その一つです。
 そして、米軍基地というもの、「若い女性が、進駐軍のジープで連れて行かれた」といった米軍の本質をしっかりと記憶にとどめてくれてありがとう、と思いました。こうした事例も忘れることなく、平和な日常が取り戻すまで、伝えていかなければならないと思います。

(注)小学1年生の時に見た光景は、今でも目に焼き付いて消せない。ある日、学校前の八百屋で買い物をしていた若い女性が、進駐軍のジープで連れて行かれた。「きゃーっ」と叫んでいるのに、誰も助けに行かへん。当時は何が起きたのかわからなかったけれど……何か恐ろしいことが起きているという雰囲気は子ども心に感じました。
 6月の雨の日には、担任だった男の先生が京阪電車に飛び込んで自殺されました。隣のクラスの先生が教室に入ってきて、わんわん泣きながら「亡くなった」と言わはる。戦前と戦後の思想のギャップに悩み、過去に自分が教えてきたことは間違っていたという罪の意識で苦しまれていたと後から聞きました。今も忘れられない二つの思い出です。戦争の悲しさはずっと続く。戦争は絶対したらあかん。(「(語る 人生の贈りもの)森口邦彦:3 戦争はあかん、消えぬ小1の悲しみ」『朝日新聞』、2024年12月4日)

2024年12月3日火曜日

アメリカのyes-manは卒業を

 今朝のニュース記事「トランプ氏、親族の起用次々 次女の義父→中東担当顧問 長女の義父→フランス大使」(『朝日新聞』、2024年12月3日)によれば、「トランプ次期米大統領は1日、中東担当の上級顧問に、レバノン系米国人の実業家、マサド・ブーロス氏を起用すると発表した。同氏はトランプ氏の次女ティファニー氏の義父。トランプ氏は長女イバンカ氏の義父をフランス大使に指名したばかりで、要職への親族の起用が相次いでいる」と報じています。これほど、あからさまな人事があるでしょうか。
 そんなことを考えていたら、池上彰さんが6年も前に、トランプ氏のトランプファーストを見抜き、「トランプ大統領は国益を考えているわけじゃなく、考えているのは、トランプ益(笑)。アメリカファーストではなくトランプファーストなんです」(池上彰著、「池上彰×増田ユリヤの白熱教室」『プレジデント』、2018年6月18日、p21)と発言していました。それでも、日本はアメリカのイエスマンに成り下がり続けるのでしょうか。もうアメリカのイエスマンは卒業し、そろそろ自主外交を貫ける力を持ってほしいです。未来社会に軍事基地は必要ないからです。

2024年12月2日月曜日

副作用が一切ない薬

 インフルエンザはバカにできない。こんなにも苦しかったのなら、やはり予防接種を受けておきべきだったと思ってしまいました。しかし、発熱外来で初めて受診拒否され、二箇所目で次の日の予約となりました。しかも、受診日は院内に入れず、車中で待機、スマホで医師からの説明があり、会計も、薬の処方も車中で済ませることができました。これが進んだ医療の現実か、と心寂しく感じてしまいました。
 運動が良いという『運動脳』のことを思い出した。「運動は、副作用が一切ない薬だ。少しだけ気持ちが滅入っている人でも、深い苦悩抱えている人でも、たいていは運動をすれば晴れやかな気分になれるのである」(『運動脳』、p169)を読み返したら「これだ。これが救いだ」というメモが添えられていました。インフルエンザの苦しみから抜け出せたら、この苦しみを薬に、継続的な運動に励みたいです。

2024年12月1日日曜日

歪められた生活

 インフルエンザAに感染してしまいました。辛いです。改めて「利用して日常の生活を少しでも豊かに楽しくなるような工夫」(注)の大切さを痛感しました。戦前の生活を”歪められた生活”(注)と一言で言い表していたことも、感心してしまいました。ところで、今の日本は、”歪められた生活”から脱却したと言えるでしょうか。どんどん生活が歪めれれてきていると思うのは、私だけでしょうか。

 (注)歪められた生活から、私達はお互い自己の生活を取りもどして生きる事の出來る時代が来ました。私達の周囲には未だ荒凉とした焼け跡が取り巻いてるます。然し、希望を胸一杯にたたえて明日への生活設計を以て此の荒野を愛情におおわれた町にしたいものです。さしあたって手近に、私達は私達の周囲から出発しましょう。どんな小さなものでも、私達の周囲にあるものを見なおして、それを工夫し、利用して日常の生活を少しでも豊かに楽しくなるような工夫を絶えず続けて行きましょう。高井貞二著「生活を楽しく」『令女界』、宝文館、1946年5月