「今後もさまざまなことに挑戦する意欲を示し」、「(このような目標を持つことで、自分の体をより大切にすると思う。以前よりも自分のことを大切にしている)とチャレンジすることの大切さを伝えて」(p36)いました。
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| 「AsahiWeekly(2023年4月9日)」より |
小松青年は、「死にたくない」と、一心に思いつづけた。そのとき、白血球が最低八百、最高二万であったが、彼は、勝手に退院してしまった。病みあがりの彼は、ある日、広島駅まえのヤミ市の古本屋で、池田亀鑑の『古典の批判的研究に関する研究』という本をみつけて、七円をだしてかった。給料四十六円のなかから、二十円をだして、藤原定家のうつした、『後撰和歌集』の写本を、かったこともある。焦土のなかで、もともと、歴史ずきだった彼の心がうごいていく。(『学者・研究者の道』、高瀬善夫著、ポプラ社、1979年、p38)
その後、厳島神社の秘宝である『平家納経』に出会い、「三十年の歳月をかけて、八千まいにおよぶ、大作『平家納経の研究』を完成」させるという偉業を成し遂げるのです。大きな目標を持つことが健康を大切に維持増進させることにもなる、と教えてくれる良い例だと思います。
また、英字新聞らしく、「"Aging is not lost youth but a new stage of opportunity and strength."(年を取ることは若さを失うことではなく、新しい段階の可能性や力をもたらす)」という名言の紹介もありました。「まさに佐野さんの生き方を表しているのかもしれません」と。

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