2022年8月9日火曜日

心に愛がないと憎しみ合う

 ラジオ深夜便で、宮本亜門さんがチャップリンの言葉を紹介していた。その話が、トルストイの思想にダブって印象的だった。「心に愛を知らなぬものだけが憎しみあう」と次のように話したいたのだ。
 思いやりがなければ、残るのは暴力だけ。心に愛を知らなぬものだけが憎しみあう。心に愛がないと憎しみ合うんだって!!人生はもっと美しく、素晴らしいものだって、言っているんですよ。(宮本亜門)
 100分de名著でトルストイの「人は何で生きるか」を取り上げたとき(2022年8月1日) 、解説者の若松英輔さんが「平和というものは私たちの心からしか生まれない。愛ということから考えることで、平和の道筋を見つけることができる」と言ってた。チャップリンの言葉と同じである。本当の愛というものが、憎しみ合うことがないような愛のある心の持ち主が増えていくことで、真の平和というものが実現されるのかもしれない。最近そう考えるようになってきた。
 そう思ったとき、ヒューマニズムの思想、人倫の思想というものが、人権の陰に隠れてしまい、あまり問題にされなくなってしまったように感じる。しかし、愛の問題は、ヒューマニズムの思想、人倫の思想というものに深く関係しているのではないだろうか。考えていきたい問題である。

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