2022年8月13日土曜日

目指すはグルカゴン人間!

 ブドウ糖が消費されてしまった空腹時のエネルギーについて、ケトン体が使用されるということはわかってしたが、その仕組みについてはよくわからなかった。『今すぐできる体質改善の新常識』に、その仕組みが分かりやすく書かれていた。インスリンと対称的なグルカゴンというホルモンが鍵だった。グルカゴンが出やすい体になれば、ケトン体を上手に使用して、健康を維持できるということだったのだ。あとは実践で検証するのみである。

 自然界の生き物は、食べ物があったりなかったり、という生活です。ある時ない時、どちらでも生き延びていけるよう、ある時にはインスリンの力を借りてエネルギーとし、余った分は脂肪にして蓄え、ない時には、その脂肪をグルカゴンの力を借りてエネルギーとして生きていくようにできているのです。
 グルカゴンとインスリン。人類が生き延びるために用意されたこれらのホルモンは、バランスよく使われてこそ、うまくからだが維持されていくのです。
 肥満ではない、つりあいのとれたからだをつくるために、子供にも時どきは空腹をがまんさせて、グルカゴンを出す訓練をして、細胞の発育を促してやる必要があります。ちょうど副腎を刺激して育てないと、副腎皮質ホルモンを十分に分泌しないからだに育つように、時にはショックを与えないと、グルカゴンが出やすいからだになりません。
 空腹を少しがまんさせると、からだはやむを得ずグルカゴンを出して、エネルギーを補給するようになります。そうなると空腹が苦痛ではなくなります。さらに空腹時に運動をさせると、グルカゴンが出やすくなり、空腹をしのぎやすいからだになります。(『今すぐできる体質改善の新常識』、小山内博著、新潮社、2004年、p 38)

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