2022年8月20日土曜日

抜け出せない「お任せ民主主義」

 衆院議員の杉田水脈(みお)氏は、月刊誌で同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」とまで書いて話題の人になったことがある。その杉田水脈氏が、「衆院本会議で『男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想だ』と述べ、男女共同参画社会基本法の廃止を求めたこともある」ということは、朝日新聞コラム「天声人語」(2022年8月18日)を読んで初めて知った。
 続けて天声人語で、杉田氏の主張は戦前の帝国議会でまかり通っていた、「女性の参政権を阻むのに使われてきた、『天下国家を論じる前に、女性には家庭でなすべき使命がある』という主張」と似ていることを指摘していた。つまり、杉田氏戦前の前近代的な思想の持ち主だ、ということになる。
 なぜ、このような前近代的な思想の持ち主が国会議員として当選してしまうのだろうか。考えられることは、普段は、特に選挙の時などは、前近代的な思想は表に出さず、美辞麗句ばかり話していることである。そして、何かのきっかけで、つい「本音」が出てしまうことがある、ということだ。有権者は、言い様に騙されてしまっているとしか考えられない。
 だからこそ、選挙の時だけ議員に注目するだけでなく、普段から、特に地元の議員に注目し、どのような活動をしているのかを注視していく必要がある。つまり、選挙が終われば、「後は、お願いします」の、「お任せ民主主義」では、民主主義の発展は望めない。有権者は、もっと議員と結びつき、政治に関与していく必要がある、ということだ。「お任せ民主主義」に代わる名称が思いつかないが、とりあえず、「みんなの民主主義」とでも、命名しておく。
 ネットで検索したら、「お任せ民主主義」ではいけないことは、十分知られていたことのようで、だいぶヒットした。主なものを列記すると次の通り。あとで読んでみたい。

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