久野収さんに言わせると、 「奥さんと自分との関係、自分と子供との関係、自分と隣近所の関係、これが全部古いしきたりと制度によって圧倒的に縛られている。そのうちの一つでも良いから、解放の方へ歩ませる」(『さらばおまかせ民主主義』、佐高信編、岩波書店、1997年、p34)という。要は、妻や夫、子供や親の前に、それぞれが主権者、人間としての尊厳というのが存在している、ということをお互いに認め合うことである。
そうなると、学校教育では、家庭のことをどのように教えているのかが気になってくる。子どもの権利条約や人間の尊厳について、しっかりと教えられているのであろうか。そもそも、学校内で、子供の権利は守られているのであろうか。国籍が違っても、肌の色や髪の毛の色が違っても、あるいは障害があってもなくても、等しく人間として尊重されなければいけない」ことを学んでいれば、いじめもきっとなくなるに違いない。
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