カントのすごいところは「〈世界〉 —— ありとあらゆる全体 —— はどうだか知らないけれど、〈社会〉 —— あらゆるコミュニケーションの全体 —— は主意主義的にできて上がっている」と見通したことだ。完全に正しい。現にぼくたちは主意主義的に誰かに責任を帰属する。(『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』、宮台真司著、世界文化社、2008年、p 181〜182)
つまり、社会では、〈「意思」が出発点だ〉という。それがなんと、健康を維持していく上でも重要なことだと、格言を紹介しながら次のように説明してあった。それだけ、〈「意思」とか「思惟」が重要だ〉ということであろう。
ホール氏の格言は、つぎのようなものである。
「われわれはわれわれの思惟の種を蒔いて、われわれはわれわれの行動を刈り取る。われわれはわれわれの行動の種を蒔いて、われわれはわれわれの習慣を刈り取る。われわれはわれわれの習慣の種を蒔いて、われわれはわれわれの性格を刈り取る。われわれはわれわれの性格の種を蒔いて、われわれはわれわれの運命を刈り取る。」
つまり、根本は思惟にあるのであって、正しい思惟、幸福なる思惟が、正しく健康なる運命を作るのである。すべてを善い方良い方にと考えて、すべて積極的に健康幸福の彼岸に向かって進まねばならぬ。(『原本・西式健康読本』、西勝造著、農山漁村文化協会、2003年、p 195〜196)
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