2022年8月21日日曜日

知識を血肉化させる

 今、最も求められていることを痛切に感じさせられた言葉に出会った。「ぼくが小室直樹や廣松渉にひかれたのも、全く同じ理由だった。小室も廣松も信じられないほどの知識の持ち主だ。そしてその信じられないほどの知識量が、人格の中にきちんと構造化されている」 (『14歳からの社会学 これからの社会を生きる君に』、宮台真司著、世界文化社、2008年、p 136)の中の「人格の中にきちんと構造化されている」だ。
 これまで多くの本を読み、多くの文章を書いてきたが、その中身をどれだけ血肉化できたか問われると、はなはだ自信がない。多くの問題意識が膨らむばかりで、それらが、キチンと構造化されているとは、とても思いないのだ。そのことをはっきりと自覚することができたことでよしとしよう。
 それでは、これからどうすればいいのか。やはり、頭の中(パソコンの中も含めて)にあるものを、すべて書出し、分類整理するしかない。その前の作業として、すべての(書き抜きなども含め)情報に、項目名(題名)を付けるというのがある。膨大な作業になるそうだが、急ぐ必要もないので、楽しみながら、取り組んでみたい。
 並行して、積極的に文章書いていくことであろう。書くことで整理されるということも十分にあるからだ。これまでは、短文を書くことが多かったが、意識的に長文を書くようにしていきたい。そうして初めて、「人格の中にきちんと構造化されていく」ように思えるからだ。

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