ピストルによる攻撃が良いわけではないが、ここで言われている「敵基地攻撃」なるものは、ピストルの攻撃とは桁が違う人命をもターゲットにすることになる。それだけではない、一発でも発射されるような事態を招いたら、その一撃が引き金になって、世界にどれだけの悲劇を招くか計り知れない。「敵基地攻撃」などという言葉は、そこまで想像力を働かせて使って欲しいものである。
こんな時だからこそ、日本国憲法がめざす「崇高な理想と目的」を思い出す。そして、日本国憲法がめざす「この高み」に向かって、努力を続けることの重要性を痛感する。ニーチェがいうように、「高みに向かって努力を続けることは、決して無駄ではない」からだ。
高みに向かって努力を続けることは、決して無駄ではない。
今は無駄が多くて徒労のように見えるかもしれないが、少しずつ頂点へと進んでいるのは確かなのだ。
今日はまだ到達にはほど遠いだろうが、明日にはもっと高みへと近づくための力が今日鍛えられているのだ。・・「漂泊者とその影」(『超訳ニーチェの言葉・1』フリードリヒ・ニーチェ著、東京:ディスカヴァー・トゥエンティワン、2010年、No.21)
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