ところが、視点を変えて中国や北朝鮮側に立てば、自衛隊や米軍による核の傘が脅威になっている。普段は、この視点が欠けているので、脅威が固定化し、その増大を「安全保障環境の悪化」と表現し、軍事費増の根拠とされても、さほど問題にされない。
しかし、こうした「安全保障環境の悪化」という表現が、いかに一方的なものかがわかるグラフィックがある。朝日新聞に掲載されていたものだが、視点を変えれば、いかに「アメリカからの脅威」が大きいかがわかる。ところが、普段は、そうした視点で考えることはない。それでいいのだろうか。
「視点を変えると物事の本質が見えてくる」というようなことを聞いたことを思い出した。それでは、視点を変えたことによって見えた本質とは、どのようなものだろう。それは、「米軍が大きな脅威となっている国」があるということではないだろうか。さらには、「日本も脅威になっている」かもしれない、ということもあるが、そうあっているとしたら問題であろう。戦後の反省がなされていないということになるからだ。どちらにしても、曇りのない目で世界を見たいものである。
しかし、こうした「安全保障環境の悪化」という表現が、いかに一方的なものかがわかるグラフィックがある。朝日新聞に掲載されていたものだが、視点を変えれば、いかに「アメリカからの脅威」が大きいかがわかる。ところが、普段は、そうした視点で考えることはない。それでいいのだろうか。
「視点を変えると物事の本質が見えてくる」というようなことを聞いたことを思い出した。それでは、視点を変えたことによって見えた本質とは、どのようなものだろう。それは、「米軍が大きな脅威となっている国」があるということではないだろうか。さらには、「日本も脅威になっている」かもしれない、ということもあるが、そうあっているとしたら問題であろう。戦後の反省がなされていないということになるからだ。どちらにしても、曇りのない目で世界を見たいものである。
| (朝日新聞、2020年4月30日) |
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