しかし、ニーチェの言葉を知って、「誰もが喜べる喜びを」というのは、「アサーション」に通じるところがある。「アサーションの心」や、ニーチェの思想が多くの人々に理解されるようになったら、「復讐心や軽蔑心や差別の心」も少なくなり、戦争も、きっとなくなっているに違いない。
誰もが喜べる喜びを
わたしたちの喜びは、他の人々の役に立っているだろうか。
わたしたちの喜びが、他の人の悔しさや悲しさをいっそう増したり、侮辱になったりしてはいないだろうか。
わたしたちは、本当に喜ぶべきことを喜んでいるだろうか。
他人の不幸や災厄を喜んではいないだろうか。復讐心や軽蔑心や差別の心を満足させる喜びになってはいないだろうか。『力への意志」(『超訳ニーチェの言葉・1』フリードリヒ・ニーチェ著、東京:ディスカヴァー・トゥエンティワン、2010年、No.28)
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