「日々に失格し/日々に脱落する悪たれによって/世界は/壊滅の夢にさらされてやまない」何というストレートな、見事な表現でしょう。”悪たれ”による「世界壊滅の夢」を実現させてはいけない。”悪たれ”による「世界壊滅の夢」は阻止しなけらばならない。つくづくそう思う。
湯川秀樹などの科学者は、科学の力で核兵器による世界壊滅の危機を警告してきたが、茨木のり子は、文学の力、詩的眼力によって、世界壊滅の危機を予感したのかもしれない。
世界壊滅を阻止する力ひとびとは怒りの火薬をしめらせてはならないまことに自己の名において立つ日のためにひとびとは盗まなければならない恒星と恒星の間に光る友情の秘伝をひとびとは探索しなければならない山師のように 執拗に<埋没されてあるもの>をひとりにだけふさわしく用意された<生の意味>を内部からいつもくさってくる桃、平和日々に失格し日々に脱落する悪たれによって世界は壊滅の夢にさらされてやまない。(ここまで「内部からくさる桃」『対話』、茨木のり子著、童話屋、2001年」から)”悪たれ”による「世界壊滅の夢」を実現させてはいけない”悪たれ”による「世界壊滅の夢」は阻止しなけらばならない「世界壊滅」は戦争から始まり「戦争」は、兵器から、戦力から始まるだって兵器が、戦力がなかったら戦争にならないよアメリカ社会では銃乱射事件が絶えない銃の所持が認められているからだ
でも日本では銃乱射事件など、皆無に等しい銃の所持が禁止されているからだ「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」そう決意した日本国憲法こそが
「世界壊滅」を阻止する
大きな力なのだ
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