2020年12月22日火曜日

アメリカという軍国主義

 アメリカは民主主義の国と言われるが、確かに、そういう面もある。しかし、本質的なところは、軍事産業が支配的な軍国主義の方が強い、そう言えるのではないだろうか。実は、私にそう思わせたは、70年前の予言とも取れる次の文章 である。

 アメリカが民主主義国であることをよく知っていますが、しかしいかに民主国といえども、あまりに巨大なる軍隊を持てば、いつの間にか軍国主義となり、無用の戦争を引き起こすものとなる恐れがあります。これは人間の社会の歴史を通じての真理であります。日本の例をみよ。ドイツの例をみよ。(大内兵衛著「平和主義が日本の道である」『日本の進路』、村の図書室、岩波書店、1954年、p72)

 「いつの間にか軍国主義となり、無用の戦争を引き起こすものとなる恐れ」があるよ、と警告とも取れる予言をしていた。実際は、今月の18日に紹介したアメリカ軍による軍事介入リストの通り、毎年のように”無用の戦争”を引き起してきている。まさに軍国主義そのものである。そう命名し、その行動を批判すべきではないだろうか。
 日本はどうか。アメリカ一国と同盟関係にあり、かつアメリカに盲従している現状、
軍備の拡大にも歯止めがかからない現状では、軍国主義と呼ばれても、仕方がない。大内さんも、次のように述べている。

 わが国民諸君! 
 私はくり返していいます。国民の全部が結束して平和主義を守るならば、いかなる軍国主義の国でも武力を以てわれわれを侵略することはないと思います。それとは反対に、たとえ小さくても外国を侵すに足るような兵力を日本が持つことになるならば、もう一度、外国から軍国主義の疑いを受けるのはやむを得ません。(同上、p7476)

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