『日中十五年戦争と私 国賊・赤の将軍と人はいう』(遠藤三郎著、日中書林、974年)を読んでいたら、自衛隊法を改正し、合法的な自衛隊にすべきだ、という次のような主張があった。
自衛隊が憲法に違反し且つ危険な存在になっているのはその人員数や装備ではなく自衛隊法に示してある「直接侵略に対する防衛任務」でありますから、この様な出来もしない任務は一日も早く削除して、現自衛隊をひとまず合憲かつ安全な存在とし次いで野蛮かつ弊害ある「治安出動任務」を削除し「災害出動任務」のみとし、徐々にそれを「国士建設任務」に拡大する事が賢明と思い、私は護憲連合代表委員の立場から目下強くかつ広く訴えております。p499
なるほど、と思い、自衛隊法を読んでみた。そして、ますます戦争になる危険、戦争に巻き込まれる危険にある実態に驚いた。
最も驚いたことは、第76条の「武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められる事態」だ。「明白な危険が切迫していると認められる」など、何とでもなるし、こうした法律を根拠に、敵基地攻撃能力の保有が必要と言って、 1隻あたり「2400億~2500億円以上」すると言われるイージス艦型の迎撃ミサイルシステム導入も検討されるようになった。
後は、存立危機事態だ。これを読めば、米軍の戦争に巻き込まれる危険性が増してきていることは明らかだ。ズルズルと、こんな状態を許していって良い訳が無い。
よく言われることに、天災は防ぐことができないが、戦争という人災は防ぐことができる。そして、その人災を防ぐには、「日本国憲法の完全実施」しかない、と思う。
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| 「自衛隊の任務」の改正」より |


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