2020年10月16日金曜日

憲法9条という希望の力

「『名言に学ぶ生き方 西洋編』、荒井洌著、あすなろ書房、1989年、p64」より
 バートランド・ラッセルの名は、一九七〇年に九十八歳という高齢で亡くなるまで、日本の新聞紙上にもよく登場しました。核兵器の撤廃を世界の人々に訴え、平和のための活動を続けたからです。
 彼は二十世紀最大の哲学者といわれ、ノーベル文学賞も受けた、イギリスを代表する知識人でした。(中略)
 上記の文章の後に、彼は次のように続けています。

 「事実以外のなにものも考えないような種類の真実さなどというものは、人間の精神にとっては一つの牢獄にほかならない。」 

"夢"あるいは"希望"は、人が生きていく上での大きな力のように思えます。 (上同、p65)

 このラッセルの言葉に納得していただけるなら、現実的で無い、という理由で9条を改変しようとすることの愚も、納得していただけるのではないだろうか。9条によって紛争など起きなような外交に徹し、紛争が起きても粘って解決していく。こうした"希望"あるいは”理想”は、大きな力を発揮するであろうことは容易に想像がつくからだ。憲法9条は、"希望"であり”理想”であることを、改めて確認することができた。大切にしていきたい。

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