2024年10月5日土曜日

「国連憲章を守れ」こそ、戦争終結への道

 ウクライナから中東へと戦禍が拡大して、その勢いが止まりません。最近は、連日空爆のニュースが報じられているのが現状です。このような状態を座視するしかできないことにもどかしさを感じていました。
 そんな時、石破首相の所信表明で”戦争終結へのビジョンが示されていない”という日本共産党田村委員長の批判を知りました。「いま現実に起きているロシアによるウクライナ侵略や、イスラエルによるガザでのジェノサイド(集団殺害)をどうやって終わらせるのか」(注1)、そのビジョンが示されていないと発言していたのです。
 それでは、日本共産党は、どのような”戦争終結へのビジョン”を示しているのかを調べてみました。ありました。「軍事同盟・軍事ブロックでは平和はつくれない」ことを確認し、「憲法9条をもつ日本が、ASEAN(東南アジア諸国連合)と協力して、東アジアサミット(EAS)という地域のすべての国を包摂した平和の枠組みを発展させることにこそ、東アジアに平和をつくる道である」(注2)ことが日本共産党の”戦争終結へのビジョン”だったのです。
 国連でも、ロシアのウクライナ侵略開始1年にあたって開催された国連総会緊急特別会合(2023年2月23日)において、「国連憲章の原則に従ったウクライナの包括的、公正かつ永続的な和平」を求め、そのための「外交努力への支援の倍加」を国際社会に要請する決議案を、141か国の賛成多数で採択していました。

(注1)安全保障の問題では、石破首相が「ウクライナは明日の東アジア」などと脅しつけた一方で、「いま現実に起きているロシアによるウクライナ侵略や、イスラエルによるガザでのジェノサイド(集団殺害)をどうやって終わらせるのか、日本はどういう立場をとるのか、戦争の心配のない日本と東アジアをどうやってつくるのかというビジョンをまったく示していない」と批判しました。(「石破首相所信表明/自民党政治の劣化示す中身のなさ/田村委員長が批判」より)

(注2)軍事同盟・軍事ブロックでは平和はつくれない。これこそヨーロッパの教訓である。日本共産党が「外交ビジョン」で呼びかけてきたように、憲法9条をもつ日本が、ASEAN(東南アジア諸国連合)と協力して、東アジアサミット(EAS)という地域のすべての国を包摂した平和の枠組みを発展させることにこそ、東アジアに平和をつくる道であることを、強く訴えたい。(「『国連憲章を守れ』の一点での団結強化こそ戦争終結の道――軍事対軍事でなく、包摂的な平和の枠組みを」より)

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