2024年8月16日金曜日

感情のもつれを解く

 図書館で『悪口ノートの魔法』という「何これ」と思って手にした本があります。悪口を書いて、心の移り変わりを記録していると、移り変わりを記録していると、単なる事実のネタと、ネタを元に生じたガセネタというものに分けられること。ガセネタを事実と思い込んで怒りの感情を露わにすることが多いことが書かれており、数学の世界と真逆ではないか、と、正直、驚きました。

(例)ガセネタについては、例文で説明します。よくある夫婦ケンカの例。<>がネタ、下線がガセネタですよ。 
<リビングで夫がテレビを見ながら、「お茶をくれ」と言ってきた。>
すると妻は、「夫は、私のことを家政婦だと思ってるのかしら」と夫に 腹を立て、<返事もせずにお茶を淹れ、ドンッと机に置きました。>すると<夫は、驚いた顔で「なにを怒ってるんだ?」と言ってきました。 
<妻は、「べつに怒ってないわよ!」と言い返した>ところ、<「怒っ てるじゃないか!」と夫は声を>荒げケンカになりました。 

 このケンカの発端は、妻がガセネタで自分を「家政婦」だと思い込んでいいることから始まっています。ネタをちゃんと見ていくと夫は、、ひと言も妻のことを「お前は俺の家政婦だ」なんて言葉にしていません。妻が勝手に「私は夫の家政婦だ」と感じて思い込 んでることがケンカの原因なのです。ちなみに、声を荒げたかどうか、ケンカかどうかも、事実との線引きが難しいのでガセネタにします。(『「悪口ノート」の魔法 ずるいくらいいいことが起こる』、石川清美著、青春出版社、2024、p144〜145)

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