憲法に基づく安全保障を
沖縄国際大学の建物に米軍の大型ヘリが衝突し、炎上してから、もう20年も経ってしまいました。その件で「天声人語」が論評していました。 理解できないのは、米軍が大学構内や公道に黄色いテープを勝手にはり、事故現場を封鎖したことだ。現場検証を求める警察を閉め出し、政府高官の立ち入りも拒否した。まるで占領下での振る舞いである。日本の国家主権が侵害されている――。抗議の声が上がったのは当然だろう。だが、米軍は意に介さずだった。自らの特権を定める日米地位協定を盾に使い、日本政府もこれを擁護した。(「天声人語」、2024年8月13日
と、理解できない現実を述べた後、日米関係の光と影に相当する二面性に言及し、20年前の米軍ヘリ墜落事件と「同じことはどこでも、起こりうる。日本のどこでも」と、締めくくっていました。この現実をもっと重視し、軍事力に頼らない安全保障。日本国憲法に基づく安全保障の実現を、本気になって目指さなければなりません。改めて、そう感じました。日米安保条約がある限り、米軍ヘリ墜落事件と「同じことは日本のどこでも起こりうる」からです。「天声人語」には、そこまで踏み込んでほしかったです「日米関係には光と影があると。平和をともに守ろうという同盟の姿は、明るさをはらむ。一方、もう一つの顔は、支配と従属に類するような冷徹なものである。その何と暗く、不条理なことか。いまも、いびつな関係は続いている。沖縄に限った問題ではない。この国のあり方を、根底から問う話である。同じことはどこでも、起こりうる。日本のどこでも」(「天声人語」、2024年8月13日)
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