2024年6月30日日曜日

仲よくしたい国 中国が一位

 今日(2024年6月30日)の朝日新聞トップ記事の見出しは<自衛隊70年、加速する「日米一体」 中国念頭、「列島線防衛」訓練に初参加>でした。
 三陸沖の太平洋を望む海上自衛隊八戸航空基地(青森県八戸市)に13日、米軍嘉手納基地(沖縄県)から米空軍F16戦闘機3機が爆音を立て飛来した。着陸すると、海上自衛隊の給油車が横付けし、給油を開始した。同基地に訓練で米軍機が降り立つのは、自衛隊創設70年間で初めてだ。
 というのです。
 果たして、このような状態は、正常な日本が進むべき道でしょうか。
 否です。かつての世論調査で、仲よくしたい国として、中国が一位だったことがあるからです(注1)。『文藝春秋』で知った朝日新聞も調べてみました。
 中国の国連参加など、新しい方向に動きだした国際情勢の中で「これからの日本は、どこの国と一番仲よくしていかねばならないか」国名を一つだけあげてもらった。この結果と、昨年五月の調査結果と比べたのが右の表である。
 五月調査で一位のアメリカが減り、代って中国が一位に進出。ソ運はふるわなかった。中国をあげた人は、男性の各年齢層、女性の二十歳代。事務職、管理職、サービス業などその他の労務者に多い。アメリカは、男性の三十歳代と女性の三十歳以上。自営・商工業者、農林漁業者に多く、管理職ではアメリカをあげた比率も高い。
 中国と仲よくする理由では、五月とくらべて「隣の国だから」「大国だから」がややふえているが、このほかに、今回は「世界の助きから」や「戦争の償い」をあげる人もあった。アメリカと仲よくする理由では、総済的摩擦の起きている現状を反映したのか「経済的なつながりから」が前回よりさがった。(『朝日新聞』、1972年1月3日)
 どうでしょうか。
 やはり、近隣諸国とは仲良くするのが一番です。安保条約の根本的な欠点(注2)を考えただけでも、中国を敵視することはやめて、安保条約は廃棄すべきなのです。
(注1)ショーンブルウン 安保条約は中国の侵略から日本を守る効果を果していると、私たちは聞かされています。日本の国民は中国の侵略を恐れているといえますか。
都留 いいえ、私はそうは思いません。事実、これら一切の問題は歴史的な関係で考察するべきでしょう。私たちは、中国に対する長期間にわたる侵略の勘定をまだ支払っていません。中国と仲よくしないということは、私たち日本人には考えられないことです。それに私たちが彼らからのどんな侵略も危惧してないことは確かです。
★ショーンブルウン日本の国民が中国と貿易し、仲よくする希望を何らかの方法で明示しているのにあなたはお気づきですか。
★都留 ええ、もちろんです。いろいろの世論調査があります。ライシャワーさんはさきほど、ある世論調査はある結果を発表し、ほかのものはべつの結果を提供すると、それとなくいわれたのに私は留意しました。しかし、朝日新聞の調査では、それは去年十二月に行なわれ、今年の一月三日発表になったものですが―ーライシャワーさんもそれがきわめて信頼すべきもので、非常にすぐれた抽出システムであることには同意されると私は思いますが⋯⋯。
――それには一九七一年に行なわれた同様の調査との比較が示されていますが、日本人がいちばん仲よくしたい国は、現在中国となっています。一九七一年五月の調査では日本人の約三分の一がアメリカを一番の国としてあげていたのに、それが今では日本人の三分の一以上が中国を一番の国にあげ、 アメリカを二番にしているのです。(『文藝春秋』、1972年4月、p152)

(注2)ミラー 都留教授、アメリカの視聴者に話して下さい。この条約をアメリカが廃棄したらどんな利点がありますか。
★都留アメリカにとっての利点は、条約を廃棄させることで日米間の関係を本当に健全で、有益な基礎に置くことになると私は思います。なぜなら私にとって、私たちの心にとって、条約の一つの欠点は、一つの根本的な欠点は、条約が私たちの近隣の国々を消防士と放火者に類別していることです。アメリカは消防士であって、放火の素質のある者は日本の西側になっています。私たちはこの種の類別を好みません。(上同、p153)

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