2024年6月20日木曜日

学びの真髄

 学びの真髄と思える文章に出会いました。次のように「答えの出ない問題を探し続ける挑戦こそが教育の真髄」というところは「答えの出ない問題を探し続ける挑戦こそが学びの真髄」と、置き換えることができるからです。
 学べば学ぶほど、未知の世界が広がっていく。学習すればするほど、その道がどこまでも続いているのが分かる。あれが峠だと思って坂を登りつめても、またその後ろに、もうひとつ高い山が見える。そこで登るのをやめてもいいのですが、見たからにはあの峰に辿りついてみたい。それが人の常であり、学びの力でしょう。つまり、答えの出ない問題を探し続ける挑戦こそが教育の真髄でしょう。(『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』、帚木蓬生著、朝日新聞出版、2017年、p191〜192)
 例えば、ラファエッロ作「アテネの学堂」の中心人物がプラトンとソクラテスを描いたことまでは知っていましたが、プラトンはレオナルドの似顔絵で、ミケランジェロは、ラファエッロの自画像、ユークリッドは、ラファエッロの先生だったブラマンテの似顔絵であることを知りました。(『もっと知りたいラファエッロ 生涯と作品』、池上英洋著、東京美術、2009年、p12)すると、なぜ、このように描いたのであろう、という疑問が生じました。「学べば学ぶほど、未知の世界が広がって」きたのです。

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