2024年5月26日日曜日

”新たな道の模索”という問い

 ロシアのウクライナ攻撃に止む気配がありません。一方、ウクライナ側は徹底抗戦の方針に変わりがありません。ウクライナへの西側諸国による軍事支援も継続されています。このような現状に対し、ロシア側でも、ウクライナ側でもない、第三の道はないのだろうか、という疑問を聞きました。放送大学のゼミの先生による問いです。
 先生の話を聞き、これこそ二項対立の弊ではないか、と思いました。現在は、どちらに正義があるのか、という二項対立の弊に囚われてしまっているからです。
 では、もう一つの”二項対立の弊”を紹介します。

 世界の紛争の解決のために国際貢献をするうえで、今までのように資金協力をするか自衛隊を派遣するかの二択ではない、新たな選択肢をつくることが重要になってきていると思う。私がJCCPを通じて実現したいと考えているのは、ニーズがあるけれどやり手がいない分野のスキルを有する専門家が、現地政府や民間企業とともに、その国の紛争解決や経済発展のために協力するということだ。(『職業は武装解除』、瀬谷ルミ子著、朝日新聞出版、2011年)

 この例で、「資金協力をするか自衛隊を派遣するかの二択ではない、新たな選択肢をつくることが重要になってきている」ように、ロシア側でも、ウクライナ側でもない、新たな選択肢を模索していくことが重要になってきていると思うのです。具体的な選択肢を示せないもどかしさがありますが、まずは”新たな道(選択肢)の模索”という問いを持つことが重要なのではないでしょうか。

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