お袋の実家の千葉へ移ったんだけど、近くに陸軍の飛行場があって。戦闘機を見ながら、将来は飛行機に乗って将校さんになりたいって思うようになった。この中の、「国で定められたことを信じて、それでいいと思ってた」というところ読んだとき、(朝日・東大谷口研究室共同調査)で、”防衛力強化「賛成」が6割”という記事を思い出した。6割という数字は、「閣議決定」という国で定められたこと信じて(深く考えることもなく)、それでいいと思った結果なのであろう、と思えたのだ。
楽に早くえらくなりたかった。小学校の時、作文に書いてたもんな。今じゃ考えられないよね。
今みたいに自由じゃない時代を生きてきた。
おかしなもんだな。人間というのは。
国で定められたことを信じて、それでいいと思ってた。戦争してたわけだから。勝ってるうちは万歳万歳で。当時はそれが当たり前。(「語る 人生の贈りもの」、朝日新聞記事、2023年5月9日)
昭和の歴史を考えれば、防衛力強化という名で軍事力を強化すれば、庶民、市民の生活が苦しくなるであろうことは目に見えている。アンケートも、軍事力の強化と問えば、多分結果も違ったのではないと想像したが、いずれにしても、大新聞さえ、政府の軍事力強化路線を追認しているとしか思えないのが残念だ。今こそ、初心に帰り、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」たことを思い出すべきである。そのためにどうすべきか、真剣になって考える必要がある。歴史が証明しているように、「国で定められたことを信じて」いては、決して良い結果にはならないのだ。
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