書物に対する”最高の賛辞”ではないか、そう思える言葉に出会った。それは、
書物は人類が生み出したもっともすばらしいものである。そこにはもっとも高貴な人間精神が秘められ、すべての文化、学問、思想がもっとも純粋なかたちでそこに凝縮されている。書物は、私たちがおかれている小さな世界を超えて、遠い過去にさかのぼり、広い世界に足をふみ入れること可能にする。また、人間の精神の奥深くまで入って、人類がこれまで蓄積してきた膨大な知識、思想、技術を私たちの前に提示する。(宇沢弘文著「岩波文庫のブック・フェア・リストをみて」『読書のすすめ第3集』、岩波文庫編集部編、岩波書店、1994年)。である。
全くその通りで、だからこそ、読書が素晴らしいのである。どんなに素晴らしい本でも、読まなければ、「遠い過去にさかのぼり、広い世界に足をふみ入れること」もできなければ、「人間の精神の奥深くまで入って、人類がこれまで蓄積してきた膨大な知識、思想、技術を」わがものにすることも出来ないからである。
考えてみたら、”放送大学と図書館通い”が私の生きがいになっていた。これも、書物の力かもしれない。つまり、書物が私を捉えて呼び寄せている。図書館が私を呼んでいるに違いない。
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