私は戦後一貫して「平和憲法を守れ」という態度をとっています。それは平和憲法、特に九条には人類の未来の理想が含まれているからです。カントの永久平和論にも通じる思想です。今、環境破壊や核戦争による人類滅亡の危機が叫ばれるとき、やはり、人類は戦争によって運命を決めるという業の愚かさを知り、永久平和の道を真剣に考えるべきだと思います。
憲法改正論者の多くは、日本をもう一度、一九世紀の国家主義思想に戻そうとするものです。そうである限り、私は一生、憲法改正の動きに反対を続けていこうと思っています。(梅原猛著「永久平和の道を」『憲法九条、あしたを変える 小田実の志を受けついで』、井上ひさし他著、岩波書店、2008年、P3)
「行動の先に希望がある。行動を続けることで未来は切り開かれる」(サルトル) 「人間は進化する存在。今の自分を超えて、創造的であり続ける『超人』を目指せ!」(ニーチェ) こうして社会に発信するというささやかな行動を通じて、一歩でも二歩でも、未来を切り開いていける存在でありたいです。
2023年5月22日月曜日
永久平和の道を
短い文章でも、「これだけのことを言える」という見本のような文章を見つけた。梅原猛さんの「永久平和の道を」という文章である。日本国憲法には「人類の未来の理想が含まれて」いること。「環境破壊や核戦争による人類滅亡の危機」があるからこそ、「永久平和の道を真剣に考えるべき」であること。「永久平和の道」の対極にあるのが「一九世紀の国家主義思想に戻そうとする」道であること、これらが自らの課題として書かれている。逆向きの力が、かつてよりもますます強まってきているだけに、「永久平和の道を」という声を大にして叫ぶ続ける必要があるのかもしれない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿