人の美しさということは、人間というものはお互いに仲良くして、力を合わせていくということで、それが人間の尊厳であり、平和であり、美だと思います。私はそれを人間尊重といっているわけなんです。(『出光佐三と仙厓』、p 31)
である。
何よりも” 人の美しさ”というものを芸術の” 美”に結びつけ、そうした美しさを”平和”にも結びつけ、それらをまとめて”人間尊重”といっている。このような思想が日本人の思想として生まれたことに誇りを感じ、出光佐三の伝記にまで興味を抱いてしまった。まず、『出光佐三反骨の言魂 日本人としての誇りを貫いた男の生涯』(水木楊著、PHP研究所、2013年)を読んで見るつもりだが、いずれにしても、出光佐三の思想は日本国憲法の精神を体現しているのは間違いない。それゆえ、日本国憲法の実現するためも、文化立国を目指すべきなのかもしれない。
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