2022年10月26日水曜日

軍事産業の餌食にされてたまるか

 今日の朝日新聞に、税金の浪費の極みともいうべき驚く記事があった。「装備品、購入費超す維持費 見積もり甘く、最大5倍 防衛省」という記事と、その解説でもある「予算足りず、部品の使い回しも F35維持費、30年で4.4兆円に 防衛装備品、甘い見積もり」という見出しの記事だ。要点は以下の通り。

 米国製のグローバルホークの場合、3機の購入費は613億円である一方、維持費は20年間で、2951億円かかる見通しだ。予備部品のほか、米国企業から技術支援を受けるのに816億円かかる。
 2027年に運用開始予定のスタンド・オフ電子戦機は、4機の取得に1849億円を想定する。それに対し、30年間で予備部品だけでも5380億円かかる。まだ開発中のため、修理などの費用は未定となっており、コストはさらに増える可能性がある。
 この二つは、当初の見積もりに比べ、維持費は膨らんでいる。スタンド・オフ電子戦機は今年8月の見積もりで当初計画から約2割、グローバルホーク無人偵察機は1割弱、増えた。
 このような現実を目の当たりにすると、絶えず敵の存在が必要なわけも理解できるし、防衛という名のまやかしにも気づくというものである。戦争は経済問題だという人もいたと記憶しているが、全くその通りだ。軍事産業の餌食にされてたまるか、改めて、強く、そう思った。

(「朝日新聞デジタル、2022年10月26日」より)

 

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