2022年10月8日土曜日

野党は本気で政権奪取を目指して

 朝日新聞デジタル(2022年10月3日)で、「野党サバイバル 小沢一郎氏に聞く いま必要な野党像」というインタビューがあった。野党が目指すべき方向性が示されていて、自民党政権に代わる政権を目指したいなら、耳を傾けるべきである。
 要点を簡潔に示すと、
1、「本気で政権を取ろう」という気概を持つ。
2、「今のような権力の乱用による腐敗・汚職の政治を根本から無くし、この国のうみを出し切ること」を新政権の大きな柱にする。
3、そのためにも、「ただ一点、国民のための政治を実現する、つまり自民党政権ではダメだ、という合意」の元に、野党が「選挙協力して政権奪取を目指す」。
 なんという明確な指摘であろうか。ここに示されているような、「互いの違いを認め、一致点で共闘する」という共闘の原則を忘れ(見ようとしないで)、「共産党が日米同盟や自衛隊の役割を正面から認めなければこれ以上の共闘は難しい」(『世界』、2022年10月号、岩波書店、p23)などといった議論は、野党共闘の本質を理解していない議論に他ならない。
・「一番問題なのは、野党幹部の誰も、本気で政権を取ろうと思っていないことだ。みんなで政権交代を目指して力を合わせることが一番大事なことだ」
・「大前提として、政権奪取を目指さない野党に存在意義はない。『自民党はダメだが、野党はもっとダメ』という批判がある。しかし、政権交代をすれば、今のような権力の乱用による腐敗・汚職の政治を根本から無くし、この国のうみを出し切ることができる。まずはそれだけで十分。私は政権を2度代えた。『三度目の正直』を絶対にやる」
・「国会運営でもなんでも、野党が力を合わせるのはいいこと。だが、政権を取るためには選挙協力が一番重要。政権を目指した協力となると、目標をはっきりとしなければダメ。政治は子どもの遊びではなく現実。選挙協力して政権奪取を目指すなら、ただ一点、国民のための政治を実現する、つまり自民党政権ではダメだ、という合意さえできれば、それでいい」(朝日新聞デジタル、2022年10月3日、「野党サバイバル 小沢一郎氏に聞く いま必要な野党像」)

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