雑誌『世界』(1966年9月号)のグラビアは「和平いつの日か ヴェトナム戦争の記録」だった。その中の一枚に添えられた言葉は、ちょっと言葉を入れ替えると、正に現代のこととなって甦ってくるのがわかる。「ヴェトナムに真の平和が訪れるのはいつの日か。いつ果てるともなくつづくこの流血を米政府はいかなる理由をもって、正当化できるのであろうか」という言葉を、「ウクライナに真の平和が訪れるのはいつの日か。いつ果てるともなくつづくこの流血をロシア政府はいかなる理由をもって、正当化できるのであろうか」と書き換えれば、ロシアの暴挙を批判する言葉になる。
この事実は、何を意味するか。
事もあろうに日本は、いかなる理由を持っても正当化できないヴェトナム戦争を続けた米軍と同盟を結んでいるのだ。ヴェトナム戦争を続けた米軍とは違う、というかも入れないが、決してそんなことはない。だからこそ、日本国憲法にも反する安保条約という軍事同盟は解消しなければいけない。
紹介した写真には「写真上下 民家に火をつけていぶりだしでてくる住民を射殺する米兵」の写真と「”アメリカの戦争"の様相は、さらに濃くなった。米軍は公然と毒ガスを使用している」写真がある。これほどのことをやってのける米軍だったのだから、本質は、ロシア軍と同類であることに間違いない。ロシアや中国と米軍は、軍隊という本質に変わりはない、という認識に到達できなければ、決して地球上に平和はやってこないであろう。![]() |
| (「『世界』、1966年9月号」 |



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