人間の歴史を学ぶのは、過去の教訓を現在に生かせるから、過去は大事だ。とは言え、人間が夢を見ることをやめてしまったらどうだろう。きっと、人間の進歩は止まってしまうに違いない。人間は、空を飛ぶ夢を見たから飛行機が発明されたし、芸術家は、自らの納得できる表現を夢見ることによって多くの優れた作品を創造している。こうして夢を追って生きることは未来に生きることでもある。このように考えてくると、未来の方が重要な気がしてくる。
しかし、よくよく考えると、心はいつも未来にあり、時折過去にさかのぼって現在や未来に生かすのがよさそうだ。 重要なのは、「これからどうするか」「これから先をいかに充実させるか」なのだ。このことが、『切れ味のいい頭に面白いほど変わる本』(さとう秀徳著、中経出版)に次のように書かれていた。
業務日誌をつける人は多い。多くはその日実施したことを書いている。いわば過去帳である。しかし、重要なのは明日のことやこれから先のことである。(『切れ味のいい頭に面白いほど変わる本』、P243)
そうは言っても、なかなかスケジュール通りにはいかない。何事も一度に出来るわけがないのである。にもかかわらず、ちょっと計画を立てても、それが実現されないと直ぐあきらめてしまっていた。それではいけなかった。「小さな一歩から道は開ける」(同、P249)を肝に銘じ、何事も「一歩から」始めてみたいと思った。とりあえずのはじめの一歩は、これからやりたいこと、やるべきことのリストアップである。
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