政府は、水際対策としてすべての国・地域からの入国者に求めていた。しかし、米軍関係者は例外だったからだ。しかも、最近知ったことだが、米軍関係者の例外を認めていたのは日本政府だけだった。その辺の事情は、『サンデー毎日』(2022年1月23日)コラム「牧太郎の青い空白い雲」に詳しく報道されていた。
米海兵隊基地「キャンプ・ハンセン」で発生した巨大クラスターで、基地外でオミクロン株感染が広がっている。
だというのに、米兵はマスクなしで外出。酒を飲む。キャンプ・ハンセン所属の海兵隊員が酒気帯び運転で立て続けに2人も逮捕される始末だ。
しかも、信じられないことだが、昨年9月以降、米海兵隊の部隊が出入国してもPCR検査を行っていない。同じアメリカの同盟国・韓国では米軍関係者の感染経路や健康状態を開示し、出入国時にはPCR検査を実施しているのに⋯⋯。
沖縄は米軍のお陰で経済的利益を受け、両国には(アメリカ優位の)地位協定がある。だから、弱腰になるのは分かる。それにしても、日本人の命に関わる⋯⋯せめて「PCR検査をしないなら国交断絶だ!」とそっと言え! (『サンデー毎日』、2022年1月23日、p 41)
なんていうことだ。このようなことが許されていいのか。17日から通常国会が開かれる。この水際対策の不徹底問題が、どのように議論されるか注視していきたい。
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