誰かの人権がなんとも素敵な言葉だろう。なんと真実をついた言葉だろう。
守られていない社会では、
実は誰も人間扱いされない
駒井知会弁護士ウェブサイト「Choose Life Project」('21.4.9)
出入国管理法改正案は、反対する声が大きくなったこともあり見送られたが、これにて一件落着したわけではない。日本で暮らす外国人の人権を無視し、モノのように扱う態度は、入管施設だけではなく、日本社会のそこかしこに存在しているのではないか。日本人と外国人と区分けし、外国人の人権を軽んじる。しかし、この日本で暮らしている誰かの人権が守られていないということは、この国で暮らす誰もが人として尊重されていない、ということなのだ。(武田砂鉄著「今日拾った言葉たち」『暮しの手帖』、2021年8-9月号、p129)
ここ言葉を知って、米軍基地周辺で、それこそ何十年と続いている人権侵害のことを考えた。身近なことでは、家族が認知症になり、施設で看てもらいたいが金銭的に無理だということを考えた。何人も、人として尊厳されるという建前からすれば、これは、国による人権の侵害ではないか。
とここまで書いて、もっと身近な人権、人間の尊厳というものを考えていく必要性を感じた。そして、身近な人権侵害と、遠くで起きている人権侵害がどのように繋がっているかを考えていくのである。もっともっと、「基本的人権」や「個人の尊厳」のことを深く考えていきたい。
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