辺野古への米軍基地問題が混迷を深めてきている。市長選で、基地反対派が敗れたからだ。原発推進派も、再稼働に向けて力を入れてきている。温暖化の問題も、早く対策を取らなければならないほどに進行してきている。今や問題は地球規模で起きていて、グローバルな思考が求められていると言えよう。
前に読んだ哲学者(たぶん梅原猛さん)の話で、新しい哲学が求められているというのがあった。その時は、そんなものか、と思っただけだが、彼の言わんとしていたことが、なんとなくわかってきた。
いまの状況を見ると、基地問題は基地問題として考えられ、原発問題も、原発単独の問題、拡大してもエネルギー問題、環境問題として考えられている。憲法問題も、危機的状況にある。それらの問題に対し、力が分散し、効果的な対策がとられていないのではないだろうか。
だからこそ、多くの問題を同一の問題として考えられる統一理論が求められている。それが、梅原猛さんが求めた「新しい哲学」というものではないだろうか。でも、これまで培われてきた哲学の中に、多くの問題を同一の問題として考えられる哲学が、先行研究の例としてあるのではないか、そんな気もする。と、そんな気持ちで、哲学史というものの外観を学んでみたいが、その前に、学んでみたいが、その前に、和辻哲郎、見田宗介、柄谷行人といった日本の思想家から探ってみたいと思っている。
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