しかし、日本共産党は、80年代に入っても、覇権主義という社会主義からの逸脱側面を認めながらも、ソ連邦を世界史の流れの中の進歩勢力としての社会主義国と位置づけ、評価していた。覇権主義も、社会主義が発展すれば自ら克服していくと考えていたのかもしれない。しかし、ソ連邦は、本当に消滅してしまった。
この違いは、どこから来ているのだろう。なぜ、石川が見抜けたことが、日本共産党には見抜けなかったのだろう。認識論的に見て、どんな違いがあったのだろう。わからない。もっと、石川の業績を知らなければ、わからないことなのかもしれない。
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