2020年6月2日火曜日

社会主義体制に対する確信

 昨日の段階では、日本共産党は、「ソ連邦を世界史の流れの中の進歩勢力としての社会主義国と位置づけ、評価していた。覇権主義も、社会主義が発展すれば自ら克服していくと考えていたのかもしれない」と予想しては見たものの、確信は持てなかった。それで、手元の資料で調べてみたら、私の予想は当たっていた。日本共産党の11回党大会報告で、「社会主義体制の人民の力で、諸問題を解決し、世界の人民を一層鼓舞激励してくれる」と確信していたのだ。しかし、こうした確信は、見事に裏切られてしまった。
 どうして、こうした間違った認識に陥ってしまったのだろうか。そして、後年、間違いという認識に達したのだろうか?という疑問が生じた。どう評価したのか、興味を覚えた。
 どうも、ソ連の消滅という実験結果を前にしても、認識に間違いはなかった、という認識だったのではないか、そんな気がする。

 不十分な国連統計によっても、社会主義諸の経済の発展率は、日本のような例外をのぞき、一般に資本主義諸国をひきはなし、社会主義の経済力の比重はますますたかまりました。
 もちろん、社会主義諸国の政治と経済のなかには、その発展過程における矛盾が表面化し、解決の必要に迫られている問題も少なくありません。また、社会主義体制内の深刻な不団結問題やその他の好ましくない事件は、資本主義体制にたいする社会主義体制の優位をさらに大きくすることを妨げました。しかし、われわれは、地球上の面積の四分の一、人口の三分の一をしめるにいたった社会主義体制の人民の力は、いずれこれらの諸問題を正しく解決して、全世界の人民をいっそう鼓舞激励する新しい発展段階をかならずかちとることができると確信しております。(「第11回党大会に対する中央委員会の報告」『前衛・No.312』、p28)

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