2020年3月3日火曜日

決して学ぶことを止めない

 以前、陶芸家ルーシー・リー展を鑑賞してきた。作品の中に独特な形もあったけれど、形よりも色合いの素晴らしさに感銘を受けてきた。と同時に、彼女の陶器製作に対する姿勢にも感銘を受けた。


 陶芸家ルーシー・リーの言葉
*陶器制作は私にとって冒険である。
*新しい創作はすべて新しい始まりである。
*私は決して学ぶことを止めないであろう。
 この中の「決して学ぶことを止めない」を座右の言葉に加えることにしたが、自分の人生を振り返ったときに、「私の人生は冒険だった」と言えるようになりたいと思ってしまった。
 また、釉薬レシピや化学式、スケッチなどが書かれた釉薬ノートも公開されていたが、こうした足跡が、彼女の研究姿勢を雄弁に物語っていた。だからこそ、「リーは、釉薬に関する高度な専門知識と膨大な実験結果を持っており、意図した通りの効果を的確に再現することができた」と言わしめたのであろう。
 彼女は、95歳と長命だった。彼女に限らず芸術家に長命な人が多いと言われているのは、より良い作品を創作したいという「止むに止まれぬ欲求」によるところが多いのではないだろうか。自分の作品に、さらなる高みを目指すよう突き動かされるのかもしれない。そういう意味でも、新しい作品を制作しないことには前に進めないことになる。当たり前のことだが。2016年1月25日

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