2020年3月20日金曜日

9条を実行する

「9条を実行する」ということは、9条の空洞化を解消し、名実ともに憲法の理想に近づくことである。「これは憲法を護るということとは異なる。これを実行するためには、革命に等しい変革が必要である。が、それは、不可能ではない。軍備を拡大し、戦争に勝ち抜くことに比べれば、はるかに実現可能性が高い」(柄谷行人著、「9条を実行する」
『これからどうする 未来のつくり方』、岩波書店、2013年、p3)。
 自衛隊は、違憲と言われながら、大きな勢力となって米軍と肩を並べて不動の地位を保ちつつあるのが現状である。米軍も、地位協定を力に大きな力をもって、日本を押さえ込んでいるように見える。だからこそ、9条を実行するためには、「革命に等しい変革」が必要になる、ということあろう。
 一見すると、確かに難しい課題だ。しかし、フィリピンの米軍基地撤去の実績は、明るい展望を与えてくれる。そのことによって、基地撤去派の人々に危害が及ぶようなことはなく、民生地として生まれ変わっていることの意義は大きい。9条を実行しても、大丈夫であることを確認し、その上で、9条を実践して、自主独立、かつ、戦争放棄を名実的なものにしてい着たいものである。

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