フィリピンのドゥテルテ大統領が「訪問米軍地位協定(VFA)」の終了を米国政府に通告したという明るいニュースが赤旗日曜版に掲載されていた。日本でも、安保条約の廃棄を米国政府に通告すれば、米国との屈辱的な従属関係が解消され、名実ともに日本の独立が達成される。そういう意味で、フィリピンは日本にとっての希望の星である。
以下は、赤旗日曜版(2020年3月15日号)を元に編集し直したものです。
1、フィリピンでは1991年に上院が米軍基地の存続を拒否する決定をおこない、すべての米軍基地がなくなりました。
2、その後、恒久基地ではなく、一時的にフィリピンを訪問する米軍部隊として行動できるように、98年にVFA(訪問米軍地位協定)が結ばれ、翌年、上院も承認しました。
3、フィリピンのドゥテルテ大統領が2020年2月11日に、米国と22年前に結んでいた「訪問米軍地位協定(VFA)」の終了を米国政府に通告しました。半年後に地位協定がなくなれば、 フィリピン国内での軍事演習など米軍活動は事実上できなくなり、両国の軍事関係は激変します。
4、今回、このVFAがなくなれば、米軍は入出国はじめすべての特権がなくなり、国内法にしたがう「一般米国人」になります。
すでに、フィリピンでは、「米軍頼らず」と「中国に屈せず」をどう貫けるかといった議論が始まっています。ロクシン外相は、VFA終了で動揺する官僚らに「泣き言を言うな。主権を守るためにわれわれ自身の足でたとう」と訴えました。
大統領のスポークスマン、パネロ氏は「VFAは米国にとって有利だった」とのべ、「自立外交」の推進を強調しています。1991年の米軍基地撤去に続く、フィリピンの歴史的転換となるのかどうか、注目されます。
0 件のコメント:
コメントを投稿