2024年9月3日火曜日

豊かで広がりのある芸術鑑賞

 芸術鑑賞の方法について、美術史などの基礎知識”あるなし”で違いがあることは、なんとなくは理解していたつもりでした。しかし、基礎知識抜きに鑑賞する方法と基礎知識を前提に鑑賞する方法は、車の両輪のように、どちらも欠かせないことがわかってきました。高田幸徳さんに教わったことで、具体的には次の通りです。
 理屈はわかりました。あとは実際に”豊かで広がりのある鑑賞体験”を積み重ねていくだけです。

 絵画鑑賞は見る者がその背景にある歴史や文化、画家の人生や作品に込めた思いを理解しようとし、想像を膨らませることで、豊かで広がりのある体験になるのだと思います。
(中略)
 人間の脳は右脳が感性、左脳が論理を司っているとされます。作品そのものの迫力や美しさに感動するのは右脳ですが、作品にまつわる知識を理解するのは左脳です。左脳に知識を備えて改めて作品を目にすると、初見とはまた違った視点で作品を楽しめます。(高田幸徳著『プレジデント』、2024年9月13日、p101、下線は引用者)

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