たまたま図書館で『PRESIDENT』のバックナンバーを調べていて、目次に「日米関係を見直す」という言葉を見つけました。そして、その本文の中に私が考えていた日本外交のあり方を発見することができました。その通りなのです。地球環境のこと一つとっても、国同士が争っている場合ではないのです。間違いなくやってくる地球環境の危機に対して、世界が力を合わせて対処していかなければならないのです。それゆえ日本は、憲法九条を高々と掲げ、平和外交に邁進すべきなのです。その道こそ、ウクライナやガザ地区、レバノンなどの和平への一番の近道ではないでしょうか。
(注)ロシアのブーチン大統領は国際的に孤立して四面楚歌の状態だ。日本とロシアはいまだに平和条約を結んでいないが、今話を持ちかければロシアは高い確率で乗ってくるだろう。平和条約が締結できれば、ロシアの軍事的な脅威は減る。さらに、ロシアに急接近している北朝鮮も日本に手を出しにくくなるだろう。
また、中国とは2000年にわたる外交の歴史に基づいて仲良くすればいい。アメリカの子分として、日本が米中対立の矢面に立つ必要はない。
もちろんアメリカとも引き続き仲良くすればいい。しかしベッタリしすぎた結果、アメリカの敵まで自動的に日本の敵になる愚は避けたい。
世界は着実に第3次世界大戦へと進みつつあるが、危機だからこそ、はじめて現実感を持って考えられるという面もある。新しい地政学の中で、どのように振る舞うべきか。日本の外交関係を見直す契機としてもらいたい。(大前研一著「第3次世界大戦の危機を前に日米関係を見直すべき理由」『PRESIDENT』、2024年3月29日、p93)
世界は着実に第3次世界大戦へと進みつつあるが、危機だからこそ、はじめて現実感を持って考えられるという面もある。新しい地政学の中で、どのように振る舞うべきか。日本の外交関係を見直す契機としてもらいたい。(大前研一著「第3次世界大戦の危機を前に日米関係を見直すべき理由」『PRESIDENT』、2024年3月29日、p93)
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