2023年12月4日月曜日

諸悪の根源を求めて

 ウクライナに続いてイスラエルまで戦争を始めてしまいました。20世紀は戦争の世紀といわれていたのに20世紀で卒業できず、21世紀に入ってまで戦争が勃発してしまいました。どうしたら戦争をなくすことができるのでしょうか。この問題を解決するための前提知識として、戦争はなぜ起きるのか、戦争の原因についての考察が必要です。病気の原因がわからなければ、病気の治療ができないのと一緒です。
 戦争の一つの原因として武器商人が考えられています。武器は、資本主義的生産様式の商品として生産され、消費される運命にあります。従って、そのに資本論で明らかにされた法則が作用しているならば、資本主義社会そのものが問題になるます。つまり、資本主義社会が存在している限り、戦争は無くならない、ということになります。資本論で明らかにされた法則について、その法則は「鉄の必然性を持って作用」と、次のようにいっています。
 資本主義的生産の自然諸法則から生じる社会的な敵対の発展程度の高低が、それ自体として問題になるのではない。問題なのは、これらの諸法則そのものであり、鉄の必然性を持って作用し、自己を貫徹するこれらの傾向である。(「序言[初版への]」『資本論・1』、カール・マルクス著、新日本出版社、p9〜10)
 ここでマルクスが問題にした資本主義社会に「鉄の必然性を持って作用」する傾向というものが本当にあるのら、そこに諸悪の根源がありそうです。資本論や帝国主義論などを手掛かりに、諸悪の根源を求めていきたい。そう考えています。

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