福島県立武術館「現代版画の小宇宙:金子コレクションから」展に古沢岩美作「仙乞」(版画集『修羅餓鬼』より)が展示されていました。作品解説は次の通りです。
『修羅餓鬼』は1960年から刊行される1993年まで制作が続けられた古沢のライフワークとなった作品です。古沢は1943年に応召し、中国大陸で戦場に立ちました。終戦後も捕虜となり、復縁したのは1946年のことでした。古沢のこの従軍体験が元になっており、「彼が加害者としての私と被害者としての私がいた」と書いたように、自己を揺るがした戦場の混乱と凄惨さが表現されています。
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| 古沢岩美作「仙乞」 |
題名の「仙乞」を調べても、このような文字はありませんでした。「蒼暮」という作品名も、そのような言葉はありませんでした。しかし、「蒼く暮れていく風景を見ながら」という言葉を見つけました。だから、「蒼暮」は「蒼く暮れていく」の略で、「仙乞」も、「仙人のような乞食」あるいは「乞食のような仙人」の略ではないかと想像してしまいました。



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