2023年12月21日木曜日

植物の進化に学ぶ社会学

 ミツバチが花から蜜をもらい、その代わり、花はミツバチに受粉をしてもらいます。自然界には、このような共生関係を保って進化してきたものであふれています。 「結果的に『自分も得をして、みんなが得をする』という関係性を築けた生き物だけが、生き残ってきた」(『植物たちのフシギすぎる進化』、稲垣栄洋著、筑摩書房、2021年、p45)からです。このことを知って、人間社会も、世界の国家の関係も「自分も得をして、みんなが得をする」関係性を築けたものが生き残るのかもしれないと思いました。
 植物の進化に学ぶという点では「『たくさん』のものが、つながりあって『ひとつ』の世界を作っている。/これが進化の末に植物が作り上げた世界なのです」(上同、p80)ということも、人間社会に当てはまるのではないでしょうか。
 そういえば、こんな金言がありました。
 「人間から道徳と理性がなくなると原始に還るが、残念ながら今更牙も爪も生えないし、獣毛も生えないであろうから、動物に劣ることとなり、絶滅を免れぬであろう」(『近きより・5・帝国日本崩壊』、正木ひろし著、社会思想社、1991年、p83〜84)これもまた、自然に学んだ金言です。日本も、道徳と理性の復権を果たさなければ、滅びてしまうでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿