2023年11月6日月曜日

アジアで共存の枠組構築を!!

 ウクライナ戦争後、世界で軍事予算の大幅な増が見込まれています。しかし、「とりわけ二一世紀の日本にとって、アジアとの新たな共存の枠組みを構築することが、安全保障の面でも、経済の面でも不可欠である」(山口二郎著「序文」『東アジアで生きよう!』、金子勝編 、岩波書店、2003年)ことに変わりがありません。聖書にある「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉は、国際外交にも通用する真理だと思うからです。それなのに、敵愾心を膨らませて軍事費を増やすことは、百害あって一利なしなのです。
 では、どうすればいいのでしょうか。
 それは、「 過去の侵略から目を背け、冷戦期の同盟戦略にしがみつく日本政府ではなく、軍国日本と異なるデモクラシーを樹立した自信を支えとして、過去には正面から取り組み、現在のアジア地域の目指す方向を提案する。そんな日本政府をつくることができるのか。東アジアの地域構想を考える最後の、そして最大の課題がここにある」(『東アジアで生きよう!』、金子勝編 、岩波書店、2003年、p83)のです。
 このような、新しい政府の樹立の必要性まで踏み込んだ議論は珍しいです。しかし、そこまで踏み込まなければ未来はないことも事実です。それだけに、野党共闘の課題はこれからの日本を考える上で欠かすことができません。そこまで見通せるかどうか、それが問題です。

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