2023年11月2日木曜日

超老朽化原発再稼働の狂気

  今朝の新聞を開いたら、2面にガザ難民キャンプへの空爆の記事があって、3面には<原発「40年超」運転、常態化 計6基、60年運転可能に>という記事が掲載されていました。「再来年までに運転開始40年を迎える運転中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)について、原子力規制委員会は1日、60年までの運転延長を認めた。」「60年までの認可は5、6基目。40年超が常態化し、今後も増えるのは確実だ」(朝日新聞、2023年11月2日)というのです。
 私は、両者の記事を眺めながら、”原発「40年超」運転、常態化”は、”ガザ難民キャンプへの空爆”と同じだと思いました。どちらも、被害を被るであろう住民のことなど考えてはいないからです。超老朽化した原発を再稼働すれば、原発事故の確率が高まることは火を見るより明らかです。にもかかわらず、再稼働を認めるということは、原発事故による被害住民のことなど考えていないとしか言いようがありません。
 空爆とて同じことです。無辜の住民のことを考慮していたら、とても空爆などできません。ただ、この場合は、即被害を被りますが、再稼働の場合は、確率の問題が絡んでいます。とは言え、被害の規模は甚大なことは福島の事故で証明済みです。一地区への空爆の比ではありません。だからこそ、ドイツでは脱原発への舵を切りました。しかし、当の福島で”原発事故終息への見通しも持てない状況”であるにもかかわらず、超老朽化した原発の再稼働を認めることは”狂気の沙汰”としか言いようがありません。

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