2023年11月27日月曜日

「調身」「調息」「調心」

   よく言われる言葉に「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい」という言葉があります。その理由は、「体が先」で「脳は後」という生理学にあるようです。だから、やる気スイッチが入るのも、まずは行動することが大切なのです。文章を書くときも、つまり、書出しに悩んでなかなか書き出せないときも、見切り発車で書き始めれば、体も「書きモード」になるのです。

 怒りの感情も、「表現してしまうと広がってしまう」ので、「イライラしたとき、暴言を吐きたいときは、瞬間的に行動するのではなく、我慢を」(イ)することが大切です。逆に、「別に楽しいことがないときでも、『フェイクスマイル』で笑顔をつくるとストレスが軽減されて自分が良くなる」(ロ)「手足の動きは、表情よりもさらに優位に感情を動かす=楽しい動きをすると楽しくなってくる」(ハ)という研究もあるくらいです。
 そう言えば、武道や座禅では「型から入る」という言葉を使います。座禅の三大要素「調身」「調息」「調心」のうち、最も大切なのは「調身」です。なぜなら、「調身」によって「身体の姿勢がととのってくると、息も心も自ずとととのってくる」(ニ)からです。
この「調身」が「型」です。

「(ホ)」より

(イ)『科学の力で元気になる38のコツ:誰でもできるのにほとんどの人がやっていない』、堀田秀吾著、アスコム、2022年、p119
(ロ)上同、p33
(ハ)上同、p44
(ニ)『ただ座る:生きる自信が湧く一日15分座禅』、ネルケ無方著、光文社新書、2012年、p133)
(ホ)上同、p158

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