2023年10月23日月曜日

「脱アメリカ」だけが日本を救う

 久しぶりに、心に沁みる「まえがき」に出会いました。今まで、沖縄の在日米軍基地に、いざとなったら”日本のどこ”でも日本国憲法も及ばない治外法権にできる在日米軍の存在に、疑問を持ち続けてきました。そうした私の気持ちを代弁してくれたような内容だったからです。
 少し長いですが、「まえがき」全文を紹介します。

 20世紀の日本の政治は、大局的にみると、過ちの連続だったと思う。
 21世紀の日本の政治の最大の課題は、20世紀の過ちを正し、日本を平和・独立・調和の国として建設することにある。この方向へ政治の道を進めなくてはならないと思う。なかでも大切なのは、わが日本国を真の独立国にすることである。このためには「脱アメリカ」を進めるしか方法はない。平和・独立・調和こそが日本が進むべき道である。真の日米友好は日本がアメリカ政府から自立し、独立国・日本になることによって確立されるものである。
 1930年代以後の日本軍国主義者の罪は重大である。日本を戦争国家にしてしまったのだ。この結果、300万人を超える同胞の生命が奪われ、日本国民のほとんどの財産が破壊された。そして日本は歴史上初めて他国(アメリカ)の軍隊に占領され、主権を奪われ、事実上の植民地従属国とされた。アメリカ政府と軍隊は、ポツダム宣言に反して、事実上日本を永久に占領し続けている。非合法な第一次日米安保条約と強引な日米安保条約改定により、アメリカ政府は日本を従属国にした。日本は半永久的にアメリカ政府の従属国家にされてしまった
 アメリカによる日本支配は残酷である。日本の政治、行政、司法、経済を支配するだけでなく、日本国民の精神までも支配してしまった。日本国民の精神のなかに、すべてをアメリカに依存したいという底なしの依存心が形成されてしまっている。「日米同盟」の神話が形成され、日本国民の精神のなかに、日米一体化(じつは植民地化)が日本国民のためだという歪んだ自立心なき精神が植えつけられた。日本は精神までアメリカに支配されているのだ。
 このままでは、日本は永遠に従米国家のままである。
 こんなことでいいのか!?日本はこれから百年も千年もの長きにわたってアメリカの事実上の植民地に成り下がってよいのか!?私は日本国民に問いたい。同時に、私の生ある間に独立国・日本を見たい、そして独立国・日本を私たちの子孫に残したいと思う。残りの人生を「脱アメリカ」と日本の独立を実現するために全力を挙げたいと思う。これが本書を書い
た目的である。(『独立国日本のために 「脱アメリカ」だけが日本を救う』、森田実著、ベストセラーズ、2011年、強調は引用者)

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