朝日新聞社説「朝鮮休戦70年 問われる大国の責任」(2023年7月29日)は、全くその通りで、特に日本の責任は大きい。過去の戦争責任問題もあるからだ。社説で取り上げた北朝鮮の「高度な軍事技術」に対して、「庶民たちの極めて貧しい暮らし」という歪な形をしているが、ややもすると、北朝鮮と言えばミサイルとなって、「庶民たちの極めて貧しい暮らし」が問題になることは少なかった。しかし現実は、庶民の貧しさだけでなく、「戦争で南北に生き別れた家族の苦しみは今も変わらない」のである。どれだけ、そうした問題に心を砕いたことがあるか、と問えば、ほとんど考えたこともないに違いない。
では、そうした現実を変えるためにはどうすればいいのかだろうか。そうした問いに対する明確な答えが、朝日新聞社説に示されていた。それは、「際限のない対立構図から脱する国際協調を再起動させる」ことである。ここに示された「際限のない対立構図」ではなく「国際協調」路線は、東アジア一帯を平和に導く希望の路線になるに違いない。日本は、率先して「国際協調」路線に転換すべきである。
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