例えば、今日はこんな発見があった。
今『十七条憲法』の解説を学んでいるが、『日本書紀』や『古事記』にまでさかのぼり、「山川国土草木禽獣、あらゆる動物、どんな人間の上にも神様がその御心を宿させられるのであります」(『聖徳太子十七條憲法講話』、暁烏敏著、日本放送出版協会、1935年、p12)と日本独特の宗教観を発見することができた。日本の神は一神教と違って、”萬の神”だと思っていたが、文献的にも明らかであることを発見できたのである。
画家の場合も、まずは”美の発見”があることを思わせるゴッホの手紙を読んだばかりだった。「オーヴェールはとても美しい」「本当にものすごく美しいから。いかにも田舎という雰囲気があって絵になる」と、”美の発見”を書き送っている。まさに発見から出発している。
新婚の夫婦に宛てた手紙は喜びにあふれている。「テオとヨーへヨーとも知り合いになったので、これからはテオひとりに手紙を宛てるというわけにいかない(中略)オーヴェールはとても美しい。なかでも、今は少なくなってきたとはいえ、古い農家がまだたくさんある。だから、ここを描いた絵を何点か真剣に制作すれば、滞在費用ぐらいは返せる見込みもあるように思う。本当にものすごく美しいから。いかにも田舎という雰囲気があって絵になる」(「ファン・ゴッホの手紙2」)(「ファン・ゴッホを伝える 上」『日本経済新聞、2023年7月23日)
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