では、どうすればいいのだろうか。
日本で戦争になったら、どのような事態になるかを想像してみることである。そうするば、日本国憲法第9条の思想がいかに重要であるかがわかるに違いない。
そこで、みわ明彦さんの想像を紹介する。
そこで、みわ明彦さんの想像を紹介する。
もし、明日、日本が戦争を始めたらどうなるでしょう。石油がなくてどうやって戦闘機を飛ばすのですか。軍艦だって動きません。石油を備蓄しているといってもほんの二、三ヵ月したら使いきってしまうのです。日本には石油だけでなく、鉄、アルミ、ニッケルなど何の資源もないのです。それでどうやって戦うというのですか。あっという間に飛行機一機、船一隻も造ることも補充することもできない状況に陥ってしまうのです。それどころか、武器、弾薬、鉄カブトひとつ作れなくなってしまうのです。
戦闘機や軍艦だけじゃない、国内の輸送も交通もストップするのです。現代は車社会。自動車がないと生活できない時代になっているのです。ガソリンがなくなればどんな車も動かない。日本国中が大渋滞、交通麻痺が起きるのです。普段、何げなく使っている電気だってなくなるのです。日本には石油に代わるエネルギーがないのですから仕方がないのです。(『世なおしトークあれこれ』、美輪明宏著、パルコエンタテインメント事業局、2007年、p248)
続けて、それでも「戦争という悪魔を呼び寄せようとするバカな輩が今なお後を絶たない」と、次のように嘆いている。早く目を覚まして欲しいものである。
戦争を始めたらすぐにこんな悲惨な状態になる、小学生でも簡単にわかる算数なのに、それでも「自衛のために軍隊を作ろう」とか、「ミサイルを撃ってくるなら先制攻撃もやむなし」とか、戦争という悪魔を呼び寄せようとするバカな輩が今なお後を絶たない。(上同、p2(上同、p250)
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